外貨建て債券の魅力
※2024年4月現在
海外の通貨にも目を向けることによって、低金利が続く国内に比べ高い金利で運用できるチャンスがあるのです。ただし、外貨建てならではのリスクもありますので、リスク・リターンを十分に理解した上で投資する必要があります。
手数料などの諸費用について
・債券を弊社との相対取引により購入する場合、購入対価のみをお支払いいただきます。
・債券の売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、約定日に外国為替市場の動向をふまえて弊社が決定する為替スプレッドを加味した為替レートを適用するものとします。当該スプレッドについてのご質問は弊社担当者もしくは最寄の店頭にお尋ねください。
リスクについて
- 為替リスク 外貨建て債券は、為替相場が変化することにより、為替相場が円高になる過程では外貨建て債券を円貨換算した価値は下落することになります。したがって、売却時あるいは償還時の為替相場の状況によっては為替差損が生じるおそれがあります。また、通貨の交換に制限が付されている場合は、元利金を円貨へ交換することや送金ができない場合があります。
- 信用リスク 外貨建て債券の発行者や、元利金の支払いを保証している者の信用状況に変化が生じた場合、市場価格が変動することによって売却損が生じる場合があります。また、それらの者の信用状況の悪化等により、元本や利子の支払いが滞ったり、支払不能が生じるリスクがあります。
- 価格変動リスク 外貨建て債券の市場価格は、基本的に市場の金利水準の変化に対応して変動します。金利が上昇する過程では債券価格は下落することになり、償還日より前に換金する場合には市場価格での売却となりますので売却損が生じる場合があります。また、市場環境の変化により流動性(換金性)が著しく低くなった場合、売却できない可能性があります。
- カントリーリスク 発行体や発行市場等が海外であることにより、海外の政治・経済情勢等の影響を受ける可能性があるほか、新興国の通貨は外国為替取引市場における流動性が乏しいことにより、新興国通貨建て債券の流動性(換金性)も低くなるおそれがあります。
- ・ ご投資に際しましては、「契約締結前交付書面(もしくは目論見書)」、「上場有価証券等書面」の内容を十分にお読みいただき、ご理解いただいたうえで、」最終的な投資決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
税金について
・利金: 利子所得として源泉徴収(20.315%:国税15.315%、地方税5%)のうえ、申告分離課税の対象となります。また、確定申告により、譲渡所得と損益通算可能ですが、確定申告不要を選択することもできます。
・譲渡益及び償還差益: 譲渡所得として申告分離課税(20.315%)の対象となります。
・譲渡損及び償還差損: 上場株式等の譲渡益及び償還差益の他、上場株式等の利子・分配金・配当所得等と損益通算可能です。また、その年の損益通算でなお控除しきれない譲渡損失等の金額は、確定申告を行うことにより翌年以降3年間の繰越控除が可能となります。
※上記課税に関する記述において、今後税制が改正されれば変更になる場合があります。